
平素より株式会社明和のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
検査機器・検査の方法も、少しずつ進化しています。
今回、明和ではキーエンス製3Dスキャナ型三次元測定機「VL-800」を導入しました。
製品をつくるうえで、「加工すること」と同じくらい大切なのが「検査」です。
図面どおりの寸法になっているか。
製品の形状に問題がないか。
加工した結果、設計した形とどの程度違いがあるのか。
こうした確認を行いながら、製品の品質をつくり込んでいきます。
そこで今回、検査設備として新たに導入したのが、3Dスキャナ型三次元測定機「VL-800」です。
これまでの検査方法
これまで明和では、製品の形状や寸法を確認する際に、複数の測定設備を使い分けていました。
例えば、3Dスキャンによる形状確認にはキーエンス製「VL-300」を使用し、寸法などの確認にはミツトヨ製「QVH2-X606」を使用する、といった具合です。
設備ごとに、得意な測定があります。
そのため、製品によっては設備を使い分けながら検査を行う必要がありました。
1台で「スキャン」と「測定」
今回導入したVL-800の特徴の一つが、製品を3Dスキャンし、そのデータを使って測定・比較まで行えることです。
これまで別々の設備で行っていた確認を、VL-800を使って連続して行えるようになります。
製品をスキャンして3Dデータを取得。
そのデータを使って、寸法や形状を確認。
さらに、設計データなどと比較して、実際の製品がどのような状態になっているのかを確認します。
「点」だけではなく「全体」を見る
通常の寸法測定では、必要な箇所を選んで測定することが基本です。
これは非常に重要な検査方法ですが、製品によっては、一部分だけではなく全体の形状を確認したい場合もあります。
3Dスキャンでは、製品の形状をデータとして取り込むことができます。
そのため、
「設計した形と実際の製品はどのくらい違うのか」
「製品のどの部分に差(ズレ)があるのか」
といったことを、視覚的に確認しやすくなります。
検査のスピードアップにもつながります
今回の設備導入で期待していることの一つが、検査にかかる時間の短縮です。
これまで複数の設備を使い分けていた検査を、VL-800で連続して行えるようになれば、測定そのものだけでなく、設備を移動したり、別の設備で改めて測定したりする時間も減らすことができます。
特に、製品をつくり始めた段階(試作や量産の立ち上げ時)で、
「設計した形と実際につくったものに違いがないか」
をできるだけ早く確認することは重要です。
早い段階で状態を確認できれば、加工条件の見直しなど、次の手を早めに打つことができます。
新しい設備を「入れる」だけでは終わりません
新しい測定設備を導入したからといって、それだけで品質が向上するわけではありません。
大切なのは、測定した結果をどう活用するかです。
明和では、
測る
↓
違いを確認する
↓
原因を考える
↓
加工や製造に活かす
という流れにつなげていきたいと考えています。
検査は、最後に製品を確認するだけの工程ではありません。
製品をより良く、より安定してつくるための情報を得る工程でもあります。
さまざまな製品への活用を目指して
明和では、切削、板金、プレス、溶接など、さまざまな加工を行っています。
VL-800についても、特定の製品だけではなく、これからさまざまな場面で活用していく予定です。
試作品の形状確認。
加工品の寸法・形状確認。
設計データと実際の製品との比較。
加工前後の形状確認。
製品によって必要な検査方法は異なります。
だからこそ、新しい測定方法も取り入れながら、それぞれの製品に合った検査方法を考えていきます。
「つくる」だけではなく「確かめる」ことも
明和ではこれまで、加工技術や設備を積極的に導入してきました。
今回のVL-800も、その一つです。
製品をつくる技術だけでなく、
「つくったものを正しく確認する技術」
も、ものづくりには欠かせません。
これからも「つくる」と「確かめる」の両面から、お客様に安心してお任せいただけるものづくりを続けていきます。
設備や技術への取り組みは、引き続きこのスタッフブログでご紹介していきます。
■ お問い合わせ
試作・量産を問わず、お気軽にご相談ください。図面や3Dデータでのご相談も歓迎です。
お問い合わせはこちら:https://www.meiwainc.co.jp/contact/



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